2025.08.08
車のオーバーヒートの原因、生じる症状、対処法など...
車のオーバーヒートとは、エンジン本体が熱くなりすぎた状態を指しますが、前触れもなく自然発生的に起こるものではありません。
冷却水の漏れや不足稼働中のエンジンは、動力を作るうえで高温になることは避けられません。しかし、熱くなりすぎるとオーバーヒートなどを起こしてしまうため、そうならないように冷却水と呼ばれる専用の液体で冷やされています。
**エンジンを冷やした冷却水の温度も当然上昇しますが、熱くなった冷却水は以下の流れで冷やされて循環する仕組みとなっています**
◆冷却水がエンジンの熱で温まる◆温まった冷却水がラジエーター・冷却ファンなどの働きで冷やされる◆温度の下がった冷却水がウォーターポンプにより再びエンジン内部に循環何らかのトラブルで冷却水が漏れて量が不足してしまうと、エンジンを冷やすことが難しくなります。
ウォーターポンプの不具合 エンジンオイルの不具合、不足 高回転・高負荷による低速や長時間の走行 冷却水の温度を示す水温計の異常です。エンジンから異音・異臭がする ボンネットのすき間から、煙のようなものが立ちのぼることがあります。
この煙のようなものは気化した冷却水、すなわち水蒸気です。オーバーヒートでイメージされがちな症状ですが、これはかなりダメージが進んだ状態です。異変に気付いたら、まず安全な場所に車を止めることが大切です。
周囲に十分に注意しながら、他の車の走行を邪魔しない場所に移動して停車し、エンジンを止めます。一般道路なら道路脇や路肩、高速道路なら待避所などが良いでしょう。
オーバーヒート「気味」の段階で適切な対処ができると、深刻な事態を回避できる可能性があります。水温が下がれば、走行可能なケースもあるでしょう。
オーバーヒート時の対処法
宇佐本社
〒879-1131 大分県宇佐市出光157-1
TEL / 0978-37-0851
FAX / 0978-37-2028
営業時間 / 8:00 - 17:00
定休日 / 第2,第4土曜日、日曜日、祝日
中津工場
〒871-0001 大分県中津市大新田441-1
TEL / 0979-24-6200
FAX / 0979-24-6201
営業時間 / 8:30 - 17:30
定休日 / 第2・第4土曜日、日曜日、祝日